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We Love Esperance!!

エスペランスに行ってきました。

今回は、パラオや柏島でお世話になっているじろ?さんことSOUTHERN MARINE LABORATORYの代表者の坂上治郎氏が企画したツアーで、現地のガイドを使わずに、我々のグループで魚を見つけるというスタイルで潜りました。我々が着く前にAQUASのまっちゃんとやっちゃん夫妻がエスペランス入りしていたので、スーパーガイド3人で大方の魚は既に見つけたはりましたが。

エスペランスに着いてすぐ「Lucky Bay」に潜りに行ったんですが、そこではこんな神憑りなシーンが!!

海岸にカンガルーだけでも絵になるのに、こいつらが立っている側に「We Love Esperance」の文字が!!信用してもらえないかもしれませんが、これヤラセではないですよ。ほんと神がおりてきたね。

エスペランスの海岸は正に「青い海に白い砂浜」という表現がぴったりする場所でした。大抵のところの砂浜は「白い」といってもちょっと黄みがかっているので、本当に白い砂浜を見てビックリしました。

しかも、ムチャクチャ憎い海岸の登場の仕方で。こんなところを走っていたら、

突然現れる、雪が降ったような海岸。とても綺麗でしたよ。風景だけ写真を撮っても1日過ごせそうです。



さて、エスペランスってどこにあるか知っていますか?オーストラリアの南西に位置してますが、具体的な場所はググッてください(笑)。行き方は成田からパースまでカンタス航空で移動し、パースからはSkywest航空を使ってエスペランスに入ります。勿論プロペラ機です。

オーストラリアの南だけだとでイメージは「暑い」というイメージがありますが、なめちゃぁいけないねぇ。南半球の南は我々の北に相当します。気温は一定せず、日中暑いときは40度!!、涼しい時は20度。夜は暖房が必須でした。南極に面しているので水温は20度弱。しかし、体温より高い気温ってどうなのよ?

ダイビングポイントはJettyを除くと、車で1時間ぐらいのところにあります・・・時速150kmで(笑)。周りは野生の王国なので、カンガルーやエミュ、うさぎなどがパトリオット・ミサイルのように車に突っ込んできます。特にナイト後の運転は大変そうでした。カンガルーバーや、ヘッドライトって、ファッションではなく本当は便利なツールなのねって思っていました。

西オーストラリアなので、漁業権を買えばアワビやロブスターを取り放題。自炊していましたが、毎日アワビを食べていました。

大半のダイビングポイントは

けっこう歩きます(汗)

写真はJettyですが、エントリー口は一番端です(涙)しんどいとは聞いていましたが、本当にしんどいです。すべてをガイドにやってもらうような自立してないダイバーは来ない方がいいか、金を積んでシェルパを雇うしかないですね。そんなヤツいませんけどね。

海の中は、これまたビックリです。なんせ知らない魚ばかり泳いでるんですよ!!「えっ!これが普通種?」って毎回思いましたよ。多分魚に詳しい人ほど楽しめるのではないかと思います。

その中でも、目的の魚の1つは、これ

リーフィーシードラゴン(ドラえもん風に)

写真はウィーディーシードラゴンとのコラボです。これを見るために来たといっても過言ではないですね。

ただ、

でかいんですよね、こいつら・・・

ワイド系のレンズが必須です。今回は私はフィッシュアイレンズで撮ってみました。フィッシュアイレンズは初めて使ったのですが、なかなか面白い絵が撮れますね。ただ、やっぱりワイド系の写真を撮るのはセンスが必要だなと思いましたね。どのようにしてシーンを切り取るか、どのタイミングでシャッターを切るかなどがマクロの場合と比べてより求められますね。センスのない私には・・・(涙)

しかも、マクロレンズを持っているとき、撮りたい魚がリーフィーの後ろにいるとかなると・・・ねぇ。はっきり言って最後の方は

邪魔やねん、お前

って思うこともしばしば。ジローさんにも「そんな目をしてたら、リーフィー見たことない人に刺されるで。一応レア生物なんだから。」って言われてしまいました。バレてりゃ(爆)

見る魚見る魚が初めて見るんで、いろいろな魚を撮りたいじゃないですか。それなのにリーフィーが前に出てこられると・・・リーフィーでファインダーがいっぱいになってしまいます(涙)「リーフィー抜きをしてみようかな」と思ったときはリーフィーがいないし・・・使えない魚です(笑)

ちなみにこれがリーフィーシードラゴンの幼魚・・・ではないんですよね。帰国直前まで信じていましたけど・・・。帰国日の午前中に潜ったチームから本物を見たと言う報告がっ(涙)。本物はジローさんのBlogを見てもらってもわかるように、これまた可愛いんですよね(涙)次回リベンジってとこですね。

他にもワイド系では、オールドワイフの群れ。これもエスペランスではTypicalなシーンです。ただ、時期的なものかペアでいることが多かったので群れは小さめでした。

マクロ系では

イカの仲間でStriped Pyjama Squid。パジャマですよ。ナイトだと結構見れます。

名称不明なヨウジウオの仲間。多分論文は書かれていると思われるので学名はあるとは思うのですが・・・。実はコレに刺さってしまい、タンク4本コレに費やしてしまいました。しかもかまぢさんから105mmマクロレンズを日本から持ってきてもらって、それを借りて撮りました(笑)ヨウジウオ系の魚なのに胸鰭の基部がカエルアンコウのように伸びているのが特徴で、見た目東洋の竜っぽいです。

あと、王様も降臨しました。キングクラブです。あっ、反則か(爆)

他にもいろいろな魚を撮りましたが紹介しきれません。後日またGalleryにUploadするので楽しみにしていてください。

リーフィーシードラゴンの動画2連発です。

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