潜水士試験に合格しました。
べつにインストラクターになるわけでもなんでもないのですが、潜水士の資格を持っていた方が便利な場面に何回か遭遇しているので。知識の再確認という意味も込めて受験しました。
国家試験とはいえ、この試験そんなに難しいものでもないです。所詮合格率80%の試験なのでちょっと勉強すれば誰でも受かります。ただ、ちょっと勉強するという点がミソで、たとえインストラクターであっても勉強しないと合格しません。
勉強時間は1週間ぐらい、1日4時間ほど費やしました。詰め込みまくりました。
勉強のやり方は、単純に過去問をいっぱい解くというやり方ででしたが、1問解いたら、解答を見て、間違っていたら潜水士テキストを見るという方法で乗り切りました。解答をいつでも見られるようにしていたので、その誘惑に負けることがしばしばありましたが。たとえ正解しても知らないところがあればテキストを見て確認するというやり方だったので、勉強を始めた2日ぐらいは結構時間がかかりました。ただ数年分の過去問をひと通りやればだいたいの試験の傾向はつかめると思います。
潜水士試験のために買った本は
の2つです。それ以外は特に買いませんでし、試験対策の講習会にも出ていません。
「潜水士テキスト」は全部読むことはありませんでしたが、間違ったら潜水士テキストを見ていたので買っておいて正解でした。「潜水士試験徹底研究」はたまに間違っている部分もありましたが、要点をきちんとまとめてあるので使いやすかったです。
そう考えると「潜水士テキスト」は必須、「潜水士試験徹底研究」はお金が余っていれば買ってもいいという感じかな。講習会は全く必要なし。そのお金で飲みに行くべしw
注意点としては、ダイバーとして今まで持っていた知識と「潜水士テキスト」に書いてあることが全く違うというところも多く、「おいおい、それはMake Senseせえへんやろ」と突込みどころも満載ですが、それはそれとして割りきって覚えました。
もちろんネットにも有益な情報がありまして、特に
合格する潜水士試験 NET講座
Kamar Kecil di OnEcoTravel「潜水士の試験問題と解答」
の2つは非常に役に立ったサイトです。
「合格する潜水士試験 NET講座」では勉強法と要点のまとめが役立ったし、「Kamar Kecil di OnEcoTravel」は過去問と潜水業務用時間表は解き方が役立ちました。正直私が買った「潜水士試験徹底研究」より役立ちましたね。
もちろん、「潜水士試験徹底研究」も含め、テキストと違うことが書かれているところもありますので、その辺は注意する必要がありますが。
試験は5択で、特に多いのが「次のうち誤っているものはどれか」という問題。たまに「正しいのはどれか?」という問題もあり、よく引っかかっていたので、本番では「誤っている」「正しい」の部分に線を入れ、質問をよくチェックしてから解答するようにしました。
あと、午前中の問19、20の潜水業務用時間表は解き方さえ分かっていれば必ず解けるサービス問題です。「?分を越え」と「?分以下」をしっかり区別するのが注意点かな。普通は「?以上?未満」ですからね。
それ以外の問題は過去問の焼き直しや応用が多いです。もちろんそれ以外の部分も出ますが「合格する潜水士試験 NET講座」の要点のまとめを読んで覚えるようにしました。苦手だったのが関係法令→送気、潜降及び浮上→ 高気圧障害→潜水業務の順番であったので、苦手なものを重点的に覚えましたが。単純な暗記物はこの年ではきついですねw
今回は合格したから良かったものの、簡単な試験故に落ちていたら受験した事実を自分史の中から削除しようと思っていたので、合格したとHPで報告できるのはやっぱり嬉しいですね。