柏島から帰ってきて直ぐにJAUSのプライマリーコース研修会に参加してきました。世の中では「海から元気を!7.17」というダイバーによる一斉イベントが開催されているのに・・・
JAUSはNPO法人日本水中科学協会の略で、元JUDFの須賀次郎さんが東京大学の研究者の潜水死亡事故をうけて、研究者の安全を確保したいという思いからAAUSを参考に設立した団体で、一応私も会員です。
プライマリーコース研修会は、Cカードや潜水士免許証を持っているダイバーを対象にした研修会でトリムを取る練習がメインとなります。スキル向上のための練習をしたいけど、既存のダイビングショップではそのリクエストに応えてくれないというダイバーが結構参加しています。イントラであろうがCカードを取立てであろうが、1,000本を超えるベテランであろうが作業ダイバーであろうがスタートラインはみんな一緒で同じ研修を受けるというのがこの研修会の特徴です。
プログラムを作ったのがテックの師匠の久保さんなので、テクニカルダイビングのテイストが随所に取り入れられています。
内容を聞いていると簡単にできそうだったので、参加するつもりはなかったのですが、須賀さん・久保さんを初めとするみんなに飲み屋で囲まれ脅され、泣く泣く参加することになりましたwww
場所は横須賀(追浜)の海洋研究開発機構(JAMSTEC)のプールを借りて行われています。そうあのしんかい6500のJAMSTECです。一度は入ってみたかった場所なんですよね、JAMSTECw
研修会の内容は私には出来ることばかりでしたが、他の一般ダイバーには難しいよなこれ。すべての作業を着底しないですることを求められるんだから。イントラでも「難しい難しい」って言っています。いままでの常識と正反対だからなぁ。研修会が終わる頃には参加者全員ある程度できるようになっていましたけどね。もちろん残念なことに認定されない人もいます。基準に満たないと容赦なく落とされます。
ただ、楽勝をこいている私にも以下の課題が浮き彫りになったのは事実です。
- 水中でのマスク脱着の際、数十cm動いてしまう
- トリムを取る際バックヤードキックでバランスをとってしまう
まぁ、もともと分かっていたことなんですけどね、これらの課題は。マスク脱着はなんとかできそうですが、足を動かさずにトリムをとるのは難しいかな・・・練習あるのみですけどね。
あっ、ちなみに上記は勝手に自分が課題と思っているだけで、研修会の内容とは一切関係ないですwww
正直JAMSTECの敷地に入ることが第一だった私としては、研修会が終わってから行われた海洋科学技術館の見学の方が面白くてwww
本物のしんかい6500には出会うことは出来ませんでしたが、レプリカを見てきました。
次回は本物がみられるようアレンジしてみるとのことだったので次回参加しようかどうか迷っているところですwww